宅配クリーニングのFAXDMの効果測定

先日の記事で、B to Bの宅配クリーニングの新規開拓ツールとして、何が有効な手段かを模索する中、FAXDMを試みた旨を書きました。

 

 

今回は、その成果というか結果報告です。厳密に言うとまだ途中経過ですが。

 

 

事前に、ネットで探したFAXDMの業者さんや実際に導入している他業種の方の声を着聞いてみた話を総合すると、効果の平均というか相場はだいたい次のような感じでした。

 

 

配信料金は1枚約10円(枚数により異なる)

 

 

配信枚数の約1%程度のクレームがある。ただし、このクレームというのはトラブルや苦情というほどのものではなく、「今後こういう案内のFAXは送らないでくれ」というレベル。

 

 

逆に、反響は約0.1%=1,000枚に1件の受注、問い合わせ、資料請求など…とのことでした。

 

 

商材によっては、いきなり買いますというより、資料を送ってほしい、詳しい説明を聞きたいというものもあると思いますが、宅配クリーニングに関しては、利用するかしないか、もしくは「こういうことはできますか?」という前向きな問い合わせになることが予想されました。

 

 

で、結果(経過)のほうですが、配信枚数1,650枚(未達があるので送信完了数で約1,500枚)、費用約16,000円。

 

 

配信して1時間以内に「今後送信しないでくれ」という返信が18通届きました(笑)約1.2%のクレーム率になりますので、事前に聞いていたとは言え、はじめてのことなので、「えっ、こんなに?」と正直少し驚き、気が滅入りました。

 

 

ただ、良く考えれば、確実にFAXDMが届いているなとわかったのと、あとの99%近くの方には、また送ってもいいということです。少なくとも「今後送信しないでくれ」とは言われていませんから。

 

 

肝心の成果のほうですが、現時点でお問い合わせが1件、実際のオーダー(集配完了)が2件です。この後、ゼロだとして、成約率で1,650枚で2件ですから約0.12%で、当初の予測数字と一致しました。

 

 

内容は、1件が作業服の宅配クリーニング30点以上の大口受注。もう1件が白衣の宅配クリーニングの定期利用と、たいへん有意義な成果が見られました。

 

 

DMの文章の内容や送信対象先をもう少し精査していけば、法人開拓のひとつの大きなツールにはなるなと実感しました。さらに勉強して、来月もう一度チャンレンジしてみようと思います。