新規開拓と深耕開拓

早いもので今年も4か月が過ぎ、ひとつの目安であるゴールデンウイークも終わりました。

 

例年同じですが、宅配クリーニング業の場合、1月・2月が赤字、3月・4月で赤字分を取り戻して、5月・6月で少し利益が出て、7月~12月でその利益を確保できるかどうかというところで、終わってみれば年間通してトントンという感じです。

 

今年もやはり3月・4月で1月・2月分のマイナスを取り返して、4月時点でプラマイゼロというところです。

 

5月・6月、特にこの5月の実績がどれくらいかによって、今年1年の業績(売上)が決まると言っても過言ではありません。ここで大きく稼げれば黒字、思ったほどでもないとトントン、コケたら最終赤字を覚悟しなければならない重要な月です。

 

よって、今月は宅配クリーニングの法人営業部門の強化月間としていろいろ仕掛けていきたいと思います。

 

大きくは2つです。新規の法人顧客の開拓と既存の顧客の深耕開拓です。

 

新規開拓はよく聞く言葉ですが、深耕開拓というのは聞きなれないかもしれませんが、要は客単価というか一客あたりの取引額を増やすということです。

 

月1万円の取引額のお客様が100社あれば月100万円の売上です。これが月2万円の取引額になればお客様の数は増えなくても月200万円ということになります。

 

では、どうやって取引額を増やすか?

 

他社に出ているクリーニング依頼品、もしくは現在クリーニングに出ていないものを自社に取り込むことにより利用額をUPさせることが可能です。もちろんこれは簡単ではありません。

 

ただ、今日もこんなケースがありました。

 

いつも、店舗の白衣や前掛けのクリーニングの宅配を定期的に依頼していただく銀座の飲食店さんから、飲食店オーナーのワイシャツやスーツ、従業員さんの私服のコートなども合わせてご用命いただきました。

 

内訳はともかく、店舗分だけの先月までより私服分も上乗せされる今月からのほうがそのお得意先の取引額=請求金額は増えるのは間違えありません。

 

しかも、クリーニングを集配・配達する場所は1か所(同じところ)なので効率が良く、また何よりこのための販促費用が一切かかっていないということです。

 

これからは、依頼されたクリーニング品を預かってくるだけではなく、これ以外にご利用いただけそうなものはないか目を光らせたいと思います(笑)

 

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