コロナ、コロナと言っているうちに今年も半分終わってしまいました。
5月、6月の状況ですが、5月が宅配クリーニングの売上ベースで、前年(2020年)同月比24%UP、コロナ前2019年同月比では30%のダウン。6月はまだ確定ではありませんが、前年同月12%UP、前々年同月20%ダウンという感じになりそうです。
まだまだ厳しい状況ですが、少しずつはコロナの影響から回復してきているのかなと思います。
また、コロナが発生する前でも、前年比でマイナスになる月もありましたし、売上ダウン=100%コロナのせいとも言い切れない部分もあります。
もう少し細かく売上数字を分析してみました。ひとえに売上と言っても構成している何が悪かったのかを見ていきます。
今年2021年5月の売上は先ほど書きましたように、コロナ前の2019年5月と比較して約30%のダウンです。
当社は宅配クリーニング専門なので、売上対象はすべてクリーニング(各種加工代、洋服のリフォーム含む)になりますので、構成する部門や内訳などは関係ありません。
客数、点数、客単価、点単価をコロナ前と比較してみます。
客数(顧客数ではなく伸べ利用者数=ひとりのお客様が月4回利用してくれた場合、客数1ではなく4)は、コロナ前2019年5月と対比すると約25%減っています。点数ベースでは約33%減。
客単価ですが、こちらは7%の減。点単価については逆に4%増えています。
点単価については、単価の低いワイシャツの利用が減っているので、トータルすると上がっているということかと思います。
客単価(1回の利用金額)、点単価は微減もしくは微増なので、やはり客数=顧客数および利用回数が大きく落ち込んでいるので、それが点数の減少に繋がっているということになると思われます。
顧客数なのか利用回数なのか、もちろん両方だと思いますが、ここをもう少し細かく見ていく必要があるかもしれません。
確かに、ご利用は継続していただいていますが、週1回定期利用だったお客様がテレワークなどのため隔週1回に変更になったケースが何件かありました。コロナで利用がなくなったお客様ももちろんいらっしゃいます。
6月でコロナ前の売上の8割くらいまで戻ってきたので、ここからですね。ちょうど、前後半の折り返し地点ですので、下半期どこまで回復できるか知恵を絞って頑張っていきたいと思います。